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- 2010/05/10 体系的な学習を
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「美術解剖学講座vo.2」
今回は上肢・下肢の骨格についての講義でした。
非常に興味深かったのが、四足歩行動物とヒトの骨格の比較で、
これにより四足歩行動物の複雑な関節と、ヒトの四肢のしくみへの
理解が深まりました。
詳しい内容は控えますが、他の例(今回は四足歩行動物)と比較すること、
何故そういう構造をしているのか仕組みを考えることが、理解を深めることに
大変重要であると感じられました。
左下の写真は、美術研究部会員の作品(右:人形(顔)、左:人体デッサン)ですが
今回の上肢・下肢骨格の講義が、人形の、特に関節構造の制作にどう影響するかが楽しみです。
美術解剖学講座の2日後に描かれた人体デッサン/油彩画ですが、
いずれの作品も四肢の描き込みへの気遣いや試行錯誤が感じられ、
講義の影響が少なからず出ているようです。
こうして考えると、講義・実技・作品制作と、多角的なことを体系づけて、
継続して行ってゆくことが、絵を描く上で重要であると言えます。
水野
◆途中経過
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■ 《スペシャルプログラム》
東京芸術大学美術学部准教授・布施英利先生による『美術解剖学講座vol.2』
5/23 (日) 4.人の筋肉-2(手と足)
6/6 (日) 5.顔の解剖学-1(骨と筋)
6/20 (日) 6.顔の解剖学-2(目、耳、他)
詳しくはHPをご覧下さい^^
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»コメント
ちょっと表現が大げさかもしれませんが、布施先生の授業、世界の見え方が変わりますよね!
5月の連休に、水族館に行きまして、そこで鮫の骨の標本を見ました。鮫の骨はほぼ全身軟骨なんだそうです。
全身軟骨!?
丁度連休前の布施先生の授業で骨について学び、人間は赤ちゃんの頃は軟骨で、だんだん成長するにつれ固い骨になっていくと習ったばかりだったので、この大人でも全身が軟骨のままでいる鮫の体にものすごく興味をそそられました。
そして、なぜだろうと色々考えて、ものすごく楽しかったです!(何を考えたかは長くなるので割愛)
この授業、頭に「美術」って言葉が入っていて、まあそれ専用の授業ではあるんだけど、絵なんて描かなくてもいいから受けたほうが断然世の中が面白くなりますよね!
絵を描くことってなんだろうと考えたら、それはその描き手が世界をどんな風に見ているかということを表現することだと思えば、鮫の骨見て喜ぶのも有りですよね(笑)
この授業を受けて、絵以外のことに影響を受けたのがあまりに楽しかったので、書き込みました~!
絵を描く人も描かない人も、この授業受けたほうがいい!
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