日々是研究 ~アトリエ・虹 人体と美術研究部ブログ~

人体の構造を学ぶことで画力アップをはかりたい人のためのブログ。共に学ぼう!!!

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2010/05/03 Mon  00:04:32

 » アンドリュ-・ワイエス 

棚橋です。

ashiday さん、私の拙い文章(『絵そのもの ?』)を読んで下さった上に、コメントまで頂きましてありがとうございます。私と同じお考えだとのこと、大変嬉しく思います。

アンドリュ-・ワイエスの絵についてですが、正直なところ私は彼の作品をほんの僅かしか見ていませんので、大きな顔をして他人様に『感想』を述べるような立場ではありません。ド素人の(と断るまでもなく素人ですが)のたわごとと思ってお聞き下さい。

彼の作品を見たときの印象(何年か前の記憶ですが)を申しますと、一見すると伝統的な西洋絵画の作風(と私が勝手に思っているだけですが)を継承していて温かささえ感じられそうなのですが、見ていると絵のあちらこちらに[!]や[?]が潜んでいるような気がしてきて、何か落ち着かない気分になったように記憶しています。[!]や[?]が何なのかは、残念ながら当時も今も私にはわかりません。

ちょと似ているように思われる例として、プロコフィエフの『古典交響曲』が頭に浮かびます。曲全体は題名の通りロマン派の音楽のような顔をしているのですが、ところどころに[!]や[?]が顔を出します。この[!]や[?]は風刺かあるいは皮肉だろうと、私は思っています(舌を出したアインシュタインの写真、ご存知でしょうか? あの写真みたいです)。ついでながら、『古典交響曲』は私が気に入っている曲のひとつです。

アンドリュ-・ワイエスの絵に戻りますが、私が落ち着かない気分になったのは、絵の中に[!]や[?]が潜んでいるからではなく、それが何なのかが分からなかったからかも知れません。ただ、この不可解さが外見の温かさとともに、彼の絵を私の記憶に留めさせている重要な要素ではないかと思っています。

=== たわごとオワリ ===

»コメント

この記事へのコメント
RE:アンドリュー・ワイエス
アンドリュー・ワイエスは「私の作品を身辺の風物を描いた描写主義だという人々がいる。私はそういう人々をその作品が描かれた場所へ案内する。すると彼らは決まって失望する。彼らの想像していたような風景はどこにもないからだ。」と言っています。また「私の眼の前に存在する場面は他の主題の広大な“世界”に向かって開く一つの窓でしかないのである。絵を超越したものを私は目指しているのだ。」とも言っています。
これらの言葉は彼が棚橋さんのおっしゃっている[!]や[?]を描いているということを意味しているのではないでしょうか?

ところで“世界”についてルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインは「“世界”がどのようにあるかということが神秘的なのではない。“世界”があるということが神秘的なのである。」と言っています。確かに「なぜ“世界”はあるのか?」という問いに答えることの出来る人はいないでしょう。でも人は「世界はある!」ということが証明の必要がない程に明らかであり、それについて語ることは無意味であると心の奥底では熟知しています。
まさにウィトゲンシュタイン自身が「語り得ぬことについては人は沈黙しなければならない。」と言っているとおりです。

さて棚橋さんのおっしゃる[!]や[?]とちょっと関係のないことを口走ってしまったかもしれません。それこそ門外漢の僕が訳の分からないことを言ってしまいました。
すみません。これで僕のたわごとをオワリにします。

2010/05/03 Mon 23:08:07 | URL | ashiday | Edit 
こんばんは。
オオトモです。
アンドリューワイエスの絵について、昨日偶然にも画集を見ていたので考えたのですが、静謐な孤独を鋭敏な感性で感じ取っているように思いました。
時間芸術である音楽は僕は音楽そのものしか意味しないと思っています。音楽で伝えるものはただ音楽だと。
棚橋さんのおっしゃる絵そのものという発見からは、とても絵に対して敬意をもっておられることが伝わってきて、うれしく感じました。




2010/05/07 Fri 21:40:34 | URL | オオトモ | Edit 
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